チャージはポイント対象外に
V NEOBANKデビットでANA Payにチャージして1.5%、という使い方は11月1日の改定でできなくなりました。何が変わったのか、チャージ元をどこに移すか、Vポイントをいつまでに使うかを、公式の発表から整理します。
本記事には第一生命NEOBANKの紹介コードを含みます(PR)。改定の内容はドコモSMTBネット銀行の公式発表によるものです(時点)。
V NEOBANKデビットをApple Payに入れて、ANA Payにチャージする。改定前のデビットにはポイント対象外の取引がなく、チャージにもそのまま1.5%のVポイントがついていました。ANA Payで払えばマイルも貯まるので、ポイ活や陸マイラーの間ではよく知られた組み合わせでした。
ところが7月31日に発表されたポイントプログラムの改定で、11月1日(日)からデビットの還元率は1.25%に下がり、「他社決済サービスへのチャージ(入金)」はポイント付与の対象外になりました。9月30日には、V NEOBANKというサービス自体が2027年3月28日で終わり、新サービス「NEOBANK CASH」に移ることも発表されています。
- 基準は「売上確定データ」の到着日:10月下旬に使った分でも、データが11月に届けば新しいルールで計算されます
- チャージは0.3%ではなく「対象外」:電子マネー、コード決済、タッチ決済、交通系IC、自治体PAYへのチャージには1ポイントもつきません
- 振込と残高のポイントも縮小:他行からの振込は1件10P(月250Pまで)、月末残高10万円で50Pの特典は廃止
- 銀行取引でVポイントが貯まる・使えるのは2027年2月28日まで。持っているVポイントは、その後もVポイント提携先で使えます
- 口座はそのまま:2027年3月29日にNEOBANK CASHへ移り、口座番号も変わりません
- 残高条件なしで1.5%を続けるなら:第一生命NEOBANKデビットPremiumは、月1,000円以上使えば1.5%です
11月1日の改定で変わった3つのこと
7月31日のお知らせ「【V NEOBANK】ポイントプログラムの改定について」で変わったのは、デビット、他行からの振込、円普通預金の残高特典の3つです。どこから新しいルールになるかが項目ごとに違うので、表にまとめました。
| 項目 | 改定前 | 改定後 | 適用 |
|---|---|---|---|
| デビット | 月1,000円以上の利用で 利用額の1.5% | 1.25% 他社決済サービスへの チャージなどは対象外 | 11/1以降に到着した 売上確定データから |
| 他行からの振込 | 1回1万円以上で1件20P (25件・500Pまで) | 1件10P (25件・250Pまで) | 11/1入金分から |
| 円普通預金 | 月末と翌月1〜5日に 毎日10万円以上で50P | 廃止 | 2026年11月末の 残高から |
振込の数え方は変わっていません。三井住友信託銀行からの振込、定額自動入金、Money Tap、ことら送金、明細に「給与」「賞与」「年金」と入る入金は、これまでどおり対象外です。
ポイントの計算に使われるのは、使った日ではなく、後日加盟店から届く「売上確定データ」です。公式には「2026年11月1日以降到着の売上確定データから適用」とあります。10月の終わりにANA Payへチャージした分でも、このデータの到着が11月になれば、ポイントはつきません。
ポイント対象外になった「チャージ」の範囲
改定後のデビットには、ポイントがつかない取引の一覧が新しく加わりました。公式の記載をそのまま引用します。
・鉄道(乗車券/特急券/定期券)
・公共料金(電気料金、ガス料金、水道料金、NHK受信料など)
・NTT東日本・西日本サービス料金
・各種税金、国民年金、国民健康保険料、その他政府自治体サービスへの各種支払い、国家資格検定料、宝くじなど
・病院、診療所
・各種非営利団への会費、寄付など
ここに挙がった取引は、還元率が下がるのではなく、ポイントがまったくつきません。10月30日の発表資料でも、この期間のデビットは「一部のお取引0%」と書かれています。
1行目の範囲はかなり広く、電子マネー、コード決済、タッチ決済、交通系IC、自治体PAYと並べたうえで「他社決済サービス」とまとめています。ANA PayやJAL Payのような航空会社の決済サービスも、PayPayや楽天ペイも、SuicaやPASMOへのチャージも、この1行に入ります。
鉄道のきっぷや定期券、公共料金、税金、病院といった項目は、第一生命NEOBANKやカテエネBANKのデビットでは0.3%の扱いです。V NEOBANKはこれらも含めて、ポイントの対象から外しました。
ANA Payのチャージ手段と、支払いで貯まるマイル
チャージ元を変える前に、ANA Pay側が何を受け付けているかを見ておきます。ANA公式「ANA Payの使い方(チャージ方法)」に載っている手段は次のとおりです。
支払い側については、公式に「チャージ手段に関わらず、ANA Payでお支払いをすると、200円のお支払いごとに1マイル貯まります」とあります。どこからチャージしても、ANA Payで払えば200円で1マイル(0.5%)です。V NEOBANKを使うルートの強みはチャージ側の1.5%にあったので、そこがなくなると、残るのはこの0.5%だけになります。
チャージ元の候補を公式の条件で比べる
「月1,000円以上使えばポイントがつく」デビットは他にもありますが、残高の条件があるかどうか、対象外の一覧に何が書いてあるかで差が出ます。公式ページに書かれている内容だけを並べました。
| カード | 還元率 | 条件 | 対象外の書き方 |
|---|---|---|---|
| V NEOBANK デビット(11/1以降) | 1.25% | 月1,000円以上 | 1行目が「他社決済サービス へのチャージ(入金)」 → ポイントなし |
| 第一生命NEOBANK デビットPremium | 1.5% | 月1,000円以上 (残高条件なし) | 「鉄道/チャージ(乗車券/ 特急券/定期券など)」 公共料金・税金・病院など → 0.3% |
| カテエネBANK デビット | 1.0% 1.5% 2.0% | 前月末の円普通預金+ SBIハイブリッド預金が 100万円未満/100万円以上/ 200万円以上 | 「鉄道料金(乗車券/ 特急券/定期券など)」 公共料金・税金・病院など → 0.3% |
| NEOBANK CASH (2027/3/29〜) | 1.25% | 月1,000円以上 残高100万円以上で +0.25% | 3/1以降:鉄道・公共料金・ 税金・病院・寄付など → 0.3% |
出典:V NEOBANK=2026/7/31のお知らせ、第一生命NEOBANK=ドコモSMTBネット銀行「第一生命NEOBANK デビットPremium」、カテエネBANK=中部電力ミライズ 2025/12/17のお知らせとカテエネBANKデビットのページ(2026/1/1から適用)、NEOBANK CASH=2026/10/30のプレスリリース。
100万円、200万円といった残高を1つの銀行に置いておくつもりがないなら、この中で残高に関係なく1.5%になるのは第一生命NEOBANKだけです。
第一生命NEOBANK:残高条件なしの1.5%
第一生命NEOBANKは、ドコモSMTBネット銀行の第一生命支店です。V NEOBANKとは同じ銀行の別の支店という関係になります。デビットは2026年3月に「デビットPremium」(Mastercard・年会費無料)へ切り替わり、還元率が1.0%から1.5%に上がりました。
V NEOBANKの一覧と見比べると、第一生命の対象外取引は1行目が「鉄道/チャージ(乗車券/特急券/定期券など)」で、「他社決済サービスへのチャージ」という項目は立てられていません。また10月30日の公式のお知らせでは、「第一生命NEOBANKポイントプログラム」は変更せずに継続すると案内されています。
銀行取引のポイントも第一生命のほうが厚い
同じ銀行の支店どうしでも、銀行取引でもらえるポイントにはかなりの差があります。公式ページの数字で比べると次のとおりです(第一生命=現行、V NEOBANK=2026/11/1〜2027/2/28)。
| 項目 | 第一生命NEOBANK | V NEOBANK |
|---|---|---|
| 口座振替 | 1件30P (月300Pまで) | 1件5P |
| 給与・年金受取 | 月200P | 月30P |
| 他行からの振込 (1回1万円以上) | 1件20P (月500Pまで) | 1件10P (月250Pまで) |
| 即時決済 (1回1万円以上) | 1件20P (月40Pまで) | 1件20P (月200Pまで) |
口座振替10件、即時決済2件、他行からの振込25件、給与受取で、合わせて月1,040P。ここにデビットの1.5%が加わります。口座開設の流れや組み合わせ方は第一生命NEOBANK完全ガイドにまとめました。
V NEOBANKはこの先どうなる?Vポイントの期限とNEOBANK CASH
9月30日、ドコモSMTBネット銀行はCCCライフパートナーズとの銀行代理業委託契約を2027年3月28日で終えると発表しました。V NEOBANKという名前のサービスはそこで終わり、10月30日に後継サービスの名前「NEOBANK CASH」とポイント特典の中身が公表されています。
持っているVポイントが消えるわけではありません。V NEOBANKのサービスが終わったあとも、Vポイント提携先ではそのまま使えると公式に書かれています。終わるのは、銀行取引でVポイントを貯めたり使ったりすることです。
NEOBANK CASHのデビット還元
月1,000円以上の利用で1.25%。月末の円普通預金(SBIハイブリッド預金を含む)が100万円以上あれば0.25%上乗せされ、最大1.5%になります(上乗せは条件を満たした月の翌々月から)。ポイントは500ポイント以上100ポイント単位で現金に交換でき、デビットの支払いに1ポイント=1円として使うこともできます。
対象外の書き方も変わります。2026年11月〜2027年2月は「他社決済サービスへのチャージ」を含めて対象外ですが、2027年3月1日以降は「以下の一部ご利用先では0.3%相当、それ以外のご利用先では1.25%相当」となっています。0.3%になるのは鉄道(乗車券・特急券・定期券)、公共料金、各種税金・社会保険料等、病院・診療所、各種非営利団体への会費・寄付などです。この一覧に「チャージ」は入っていません。
銀行取引のポイントでは、他行からの振込が3月1日以降1件20Pに戻ります。一方で、即時決済サービスの20Pはなくなります。
今のうちに見直しておきたいこと
- ANA Payのチャージ元:ANA Payに登録したカードや、Apple Payでチャージに使っているカードがV NEOBANKデビットのままなら切り替えを。11月からは、このチャージにポイントがつきません
- 銀行の中でのVポイントの使い道:カードローン返済への充当やスポーツくじの購入にVポイントを使えるのは、2027年2月28日までです
- 振込でのポイント:他行からの振込で貯めているなら、V NEOBANKの上限は月500Pから250Pに。第一生命NEOBANKは1件20P・月500Pまでです(三井住友信託銀行からの振込は対象外)
- 月1,000円の条件:第一生命NEOBANK、V NEOBANK、NEOBANK CASHのいずれも、その月の利用額の合計が1,000円以上でポイントがつきます
- 口座は解約しなくていい:2027年3月29日にNEOBANK CASHへ移ります。4月1日からは、ATMと他行宛振込の無料回数がそれぞれ月2回になります
よくある質問
- Q. V NEOBANKの改定はいつから適用されますか?
- 2026年11月1日からです。デビットは加盟店から届く「売上確定データ」の到着日で判断され、11月1日以降に届いた分は新しいルール(1.25%、チャージは対象外)になります。10月下旬に使った分でも、データの到着が11月なら新ルールで計算されます。
- Q. ポイント対象外になるチャージはどれですか?
- 公式の記載は「電子マネー、コード決済、タッチ決済、交通系IC、各自治体のPAYなども含む他社決済サービスへのチャージ(入金)」です。ANA Payのような決済サービス、コード決済、Suicaなど交通系ICへのチャージがここに入り、還元率は0.3%ではなく0%です。
- Q. 他行からの振込のポイントはどう変わりますか?
- 2026年11月1日の入金分から、1回1万円以上の振込1件あたり20Pが10Pになりました。上限は25件のままなので、月の最大は500Pから250Pになります。
- Q. 持っているVポイントはいつまでに使えばいいですか?
- V NEOBANKの中でVポイントを貯める・使う(カードローン返済への充当、スポーツくじの購入)のは2027年2月28日までです。Vポイント自体は消えず、V NEOBANKの終了後もVポイント提携先で使えます。
- Q. V NEOBANKの口座は解約が必要ですか?
- 原則として不要です。2027年3月29日からNEOBANK CASHに移り、支店名はイチョウ支店になります。支店番号と口座番号は変わらず、預金、振込、ATMもそのまま使えます。
- Q. NEOBANK CASHのデビット還元率はどれくらいですか?
- 月1,000円以上の利用で1.25%です。月末の円普通預金(SBIハイブリッド預金を含む)が100万円以上なら0.25%上乗せされ、最大1.5%になります。2027年3月1日以降は、鉄道、公共料金、税金、病院、寄付などが0.3%、それ以外は1.25%です。
- Q. 第一生命NEOBANKデビットPremiumの還元条件は?
- 月の利用額の合計が1,000円以上なら、1,000円ごとに15P(1.5%)で、預金残高の条件はありません。鉄道/チャージ(乗車券/特急券/定期券など)、公共料金、NTT東日本・西日本サービス料金、病院などの対象外取引は0.3%です。2026年10月30日の公式のお知らせで、ポイントプログラムは変更せずに継続すると案内されています。
- Q. ANA Payにはどんな方法でチャージできますか?
- ANA公式に載っているのは6つです。ANAのマイル、3Dセキュア2.0認証に対応したクレジットカード・デビットカードの登録、Apple Pay(Appleウォレットのクレジットカード)、銀行口座(Bank Pay)、セブン銀行ATM、ギフトコードです。
- Q. ANA Payで払うとマイルはどれくらい貯まりますか?
- チャージの手段に関係なく、ANA Payでの支払い200円ごとに1マイルです。ANAカードでチャージした場合は、チャージ分にも1,000円あたり一般カード1マイル、ゴールド6マイル、プレミアム11マイルがつきます。
- Q. 第一生命NEOBANKの紹介コードはどう変わりますか?
- 2026年11月2日に紹介コードが切り替わり、それまでのコードは使えなくなります。11月1日までに旧コードで申し込み、開設完了が11月2日以降になった場合は特典の対象外です。紹介された側の現金1,500円は変わらず、紹介する側は1つのコードにつき年10人までになりました。
出典(いずれも2026年11月1日閲覧)
- ドコモSMTBネット銀行「【V NEOBANK】ポイントプログラムの改定について」(2026/7/31)
- 同「「V NEOBANK」のサービス移行に関するお知らせ」(2026/9/30)
- 同「「V NEOBANK」の後継サービス「NEOBANK CASH」を2027年3月29日より提供開始」(2026/10/30)
- 同「第一生命NEOBANK デビットPremium」/「第一生命NEOBANKポイントプログラム」
- 同「「第一生命 NEOBANK」口座開設時の Vポイント 500ポイント特典終了のお知らせ」(2026/10/30)
- 同「第一生命NEOBANK ご紹介プログラム改定のお知らせ」(2026/7/31)
- 中部電力ミライズ「カテエネBANK」デビット還元率の改定(2025/12/17)
- ANA「ANA Payの使い方(チャージ方法)」/「支払い方法」
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