【2026年8月末】株主優待まとめ|保有銘柄・クロス取引・端株・逆日歩実績

この記事のポイント:2026年8月末の権利付最終日は8月27日で、現物保有の5銘柄から約13,000円分の優待を取得できます。今年の逆日歩は1日分のため、3日分だった年に比べてクロスのコストはおよそ3分の1に収まります。コジマは7月に優待拡充を発表し、継続保有2年以上の100株は4,000円分に増えます。

2026年8月末に権利確定する株主優待の記録です。8月末の優待銘柄は127〜137社ほど。筆者が今回もらえるのは現物保有の5銘柄(約13,000円分)で、あわせてクロス候補10銘柄手持ちの端株8銘柄を整理しました。現物・クロス・おすすめ・端株・過去実績の5セクションでまとめます。優待クロスがはじめての方は、先に株主優待ガイドを読んでおくと流れがつかみやすいはずです。

権利付最終日:2026年8月27日(木)/8月28日(金)権利落ち/8月31日(月)権利確定。

現物保有で取得(5銘柄)

筆者がふだん現物で持っている銘柄のうち、8月末に権利確定するのはこの5銘柄です。クロスのコストがかからず、持ち続けている限り毎年もらえます。

銘柄 株数 優待内容 使途 価値
コジマ(7513) 101株 1,000円券 ×4枚(拡充+継続保有2年以上の加算) 金券ショップで換金 4,000円
ビックカメラ(3048) 100株 1,000円券 ×3枚(継続保有2年以上の加算) 金券ショップで換金 3,000円
クリレスHD(3387) 200株 3,000円分 優待食事券 自分用 3,000円
良品計画(7453) 100株 無印良品 7%OFF 電子クーポン(12/1〜翌年5月上旬・期間中は何度でも) 自分用
USMH(3222) 100株 3,000円分 優待券、または優待品1点(新潟米など) 自分用(お米を選択) 3,000円

現物保有 優待合計:約13,000円(ほかに無印良品の7%OFFが半年間)

コジマ(7513)は2026年7月13日に優待の拡充を発表しました。8月末分が全区分で1枚ずつ増え、2026年8月31日現在の株主名簿に記載された株主から適用されるので、継続保有2年以上の100株は3,000円分から4,000円分になります。コジマとビックカメラの優待券は相互に使え、ソフマップでも利用可能。金券ショップでは額面の85%ほどで換金できます(3,000円→2,600円、2,000円→1,700円)。USMHの優待券は「1,000円ごとに1枚」という実質10%OFFタイプで、換金率が額面の3分の1程度にとどまるため、優待品を選ぶほうが実利があります。なおこの5銘柄は良品計画を除いて2月末にも権利があり、そのときの手取り額は2月末のまとめに残してあります。


クロス取引の候補(10銘柄)

現物を持っておらず、つなぎ売り(信用売り+現物買い)で優待だけを取りにいく候補です。過去の逆日歩は8月末の権利日に実際に付いた金額(円/株、カッコ内はその年の日数)で、出典は invest-jp.net。

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銘柄 株数 優待内容 価値 継続保有条件 過去の逆日歩(2022→2025年8月)
ジンズHD(3046) 100株 9,000円+税分 買物優待券 9,900円 なし 0.05(1)/2.90(1)/4.35(3)/17.85(3) 最高料率41.6〜65.6円
富士急行(9010) 100株 創立100周年記念 遊園地フリーパス ペアチケット引換券 ペア券 なし 0.00(1)/0.00(1)/—/0.00(3) 今年は記念優待が加わるため過去データは参考にならない
コシダカHD(2157) 100株 2,000円分 優待券(3年以上で4,000円分) 2,000〜4,000円 3年以上=連続7回以上の記載、端株で可 1.60(1)/0.95(1)/3.30(3)/1.80(3)
IDOM(7599) 100株 2,500円分 デジタルギフト 2,500円 今回は不要(2027年2月末分から1年以上=連続3回) 0.05(1)/0.05(1)/1.95(3)/1.65(3)
クリレスHD(3387) 100株 1,500円分 優待食事券 1,500円 なし(長期加算は800株以上) 1.00(1)/1.00(1)/26.40(3)/18.00(3) 2024年は最高料率に張り付き
高島屋(8233) 100株 株主優待カード 10%OFF(年間150万円まで) 利用額しだい なし 1.85(1)/0.80(1)/0.00(3)/1.50(3)
イオン(8267) 300株 オーナーズカード 3%キャッシュバック(半年100万円まで) 利用額しだい なし(100株1%/200株2%/300株3%) 2.80(1)/2.40(1)/3.00(3)/1.65(3)
壱番屋(7630) 100株 500円券 ×2枚 1,000円 なし 6.25(1)/5.35(1)/0.45(3)/24.00(3) 2025年は最高料率に張り付き
メディア工房(3815) 100株 2,000円分 デジタルギフト(1年以上で2,500円分) 2,000円 増額は100株以上で連続2回以上の記載が必要(端株は対象外) 記録なし(貸借銘柄ではないため制度信用では売建できない
ヒマラヤ(7514) 100株 1,000ポイント、または1,000円分の優待券 1,000円 なし 記録なし

2026年8月末の逆日歩は1日分です。8月27日約定の受渡日は8月31日(月)、8月28日約定の受渡日は9月1日(火)で1日しか離れていません。2024年8月末は受渡日が土日をまたいだため3日分となり、同じ料率でもコストは3倍になりました。

※ 逆日歩は制度信用でのみ発生し、金額は事前に分からず上限もありません。最高料率は株価に応じて変わるため、表の値はその権利日に適用されたものです。一般信用は固定の貸株料のみ(約定代金×証券会社の年率×借入日数÷365)。


おすすめ銘柄

各銘柄に逆日歩リスクを併記しました。数字は8月末の権利日に実際に付いた金額(円/株、カッコ内は日数)と最高料率です。今年は1日分なので、同じ料率でもコストは3日分だった年のおよそ3分の1に収まります。

ジンズHD(3046)|クロス取引がおすすめ

  • 優待内容:9,000円+税分の買物優待券(8月末・年1回)。国内直営店とJINSオンラインショップで使え、1回の会計につき1枚まで
  • 筆者の記録:2023年はコスト611円、2025年は1,882円で、いずれも9,900円相当の優待券を取得。3年連続で取っています
  • 逆日歩リスク:0.05(1)/2.90(1)/4.35(3)/17.85(3)最高料率が41.6〜65.6円/株/日と高めですが、今年は1日分なので張り付いても100株で6,560円ほどです
  • クロスを勧める理由:株価は6,000円台で100株60万円超、優待利回りは1.5%程度。現物で持つには効率が悪い銘柄です

富士急行(9010)|創立100周年記念・今回限り

  • 優待内容:100株以上で遊園地フリーパスのペアチケット引換券1枚(富士急ハイランド/さがみ湖MORIMORI/ぐりんぱから選択)。9月ごろ発送、有効期限は2027年9月末
  • 逆日歩リスク:8月末は例年 0.00/0.00/—/0.00、最高料率4.2〜10.8円。ただしこの0は「8月末にそもそも優待がなかった」ための0です。今年は記念優待が加わり需要の構造が変わるため、過去の数字は当てになりません。優待が現物のチケットで明確な換金額を持たないぶん、最悪コストの見積もりも立ちません
  • 注意:抽選企画は「新規購入または100株以上の買い増し」をした株主が対象。クロスが該当するかは要項の確認が必要です

コジマ(7513)|現物での長期保有がおすすめ

  • 優待内容:100株で8月末が継続保有1年未満2枚/1年以上3枚/2年以上4枚(1,000円券)。これに2月末の2,000円分が加わります
  • 筆者の記録:2023年8月から101株(100株+端株1株)を保有。継続保有2年以上を満たし、今回は4,000円分。年間では6,000円分になります
  • 逆日歩リスク:現物保有なら逆日歩は発生しません。基本分をクロスで取る場合、8月末は 2.50(1)/2.75(1)/6.00(3)/3.30(3)、最高料率11.2〜20.8円。7月に拡充が発表されたばかりなので、今年は需要が動く可能性があります
  • 現物を勧める理由長期加算は現物で持ち続けないと届きません(クロスでは基本の2枚まで)。優待券はビックカメラ・ソフマップでも使え、金券ショップの換金率も85%前後と高めです

IDOM(7599)|条件なしで取れるのは今回が最後

  • 優待内容:2,500円分のデジタルギフト(PayPayマネーライト/Amazonギフトカード/QUOカードPay/dポイントなどから選択)
  • 注意2027年2月末分から「1年以上=2月末・8月末の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載」が必要になります
  • 逆日歩リスク:8月末は 0.05(1)/0.05(1)/1.95(3)/1.65(3)、最高料率6.4〜9.6円と低い部類です
  • おすすめ:今年は単発クロスで取れます。来年以降も続けたいなら、いま端株を1株買っておけば2026/2・2026/8・2027/2でちょうど3回になります

⚠️ 逆日歩まわりで先に確認しておきたいこと

  • 逆日歩は制度信用でのみ発生し、金額は事前に分からず上限もありません。一般信用は固定の貸株料だけです。
  • 最悪のコスト=最高料率 × 日数 × 株数。これが優待の換金額を超えると、優待を取れてもマイナスになります(下の2024年8月・クリレスHD)。
  • 額面が小さい銘柄や換金率の低い銘柄ほど危険です。壱番屋(7630)は2025年8月に24.00円/株(最高料率に3日間張り付き)=100株で2,400円となり、1,000円という優待額面を上回りました。
  • メディア工房(3815)は貸借銘柄ではなく、制度信用に売建の選択肢自体がありません。一般信用の在庫がある証券会社を使うことになります。

端株で保有中(8月権利 8銘柄)

8月末に優待がある銘柄は多数ありますが、以下は筆者が実際に端株で持っている8銘柄です。端株の目的は株主番号を名簿に載せ続けて保有年数を積むことで、条件を満たしたら権利日に100株まで買い増して上位ランクの優待を狙います。

銘柄 コード 端株数 取得時期 今回8月末の扱い
コシダカHD 2157 1株 2023年5月 今回がちょうど7回目の記載=3年以上を達成。権利日に100株クロスすれば4,000円分(通常は2,000円分)
IDOM 7599 1株 2026年2月 今年は条件不要。2027年2月末分の「連続3回」に向けた仕込み
明光ネットワークジャパン 4668 1株 2024年10月 積み上げ中(3年以上=連続7回)。今年は500円の区分のまま
メディア工房 3815 1株 2024年10月 端株は対象外——増額の条文が「100株以上で連続2回以上の記載」のため
リンガーハット 8200 1株 長期加算は2月末のみ。8月末は100株=1,650ポイント
ハイデイ日高 7611 1株 2026年2月 連続7回の条件も2月末のみ。8月末は100株=優待券2枚またはお米1kg
シー・ヴイ・エス・ベイエリア 2687 1株 2024年8月 長期条件はやはり2月末のみ。8月末は100株=1,000円割引券1枚
イオン 8267 3株 2023年5月 オーナーズカードは100株から。端株では対象になりません

※ 端株だけでは優待の取得条件(多くは100株以上)を満たしません。端株が効くかどうかは、長期条件がどの基準日に紐づいているか、条文に「○○株以上」とあるか、加算なのか必須条件なのか——この3点で判断できます。なお貸株サービスの利用や、全株を売却してから買い戻すと株主番号の連続性が切れ、積んだ年数はリセットされます。

※ コジマ(101株)とビックカメラ(100株の現物)はすでに単元保有なので、保有年数は現物のまま名簿に載り続けることで満たせます。端株は不要です。


過去8月末の優待取得実績

筆者が過去3年の8月末に取得した優待の一覧です。現物・クロスの両方を含みます。

※ 換金額は金券ショップでの手取り額で、カッコ内は額面に対する割合です。現物はクロスコストが発生しないため実現損益は「—」とし、純利益は換金額そのものとしています(株価変動は含みません)。

2025年8月

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銘柄 方法 株数 実現損益 優待内容 換金額(換金率) 純利益 コメント
ジンズHD(3046) クロス 100株 -1,882円 9,900円相当 メガネ優待券 自分用 9,900円 +8,018円 連続3年目。逆日歩5.95円/株/日×3日
コジマ(7513) 現物 101株 3,000円券→金券ショップ 2,600円(約87% +2,600円 継続保有2年以上の加算で、前年より1,000円分アップ
ビックカメラ(3048) 現物 100株 2,000円券→金券ショップ 1,700円(約85% +1,700円 継続保有1年以上の加算
USMH(3222) 現物 100株 3,000円券→金券ショップ 995円(約33% +995円 換金率が低すぎ。10%OFFタイプの券は換金に向かず、優待品(お米2kg)を選ぶべきでした

2024年8月

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銘柄 方法 株数 実現損益 優待内容 換金額(換金率) 純利益 コメント
ジンズHD(3046) 現物 100株 9,900円相当 メガネ優待券 自分用 9,900円 +9,900円
コジマ(7513) 現物 100株 2,000円券→金券ショップ 1,620円(約81% +1,620円
ビックカメラ(3048) 現物 100株 1,000円券→金券ショップ 698円(約70% +698円 額面の小さい券は大きい券より換金率が落ちます
クリレスHD(3387) クロス 200株 -5,305円 4,000円券→金券ショップ 2,700円(約68%) -2,605円 ❌ 失敗:逆日歩が高すぎた。26.40円/株=最高料率8.8円に3日間張り付き、200株で5,280円。優待の換金額を上回りました。事前に過去の逆日歩を調べていなかったのが原因です
フジ(8278) クロス 100株 -188円 取得できず 0円 -188円 ❌ 失敗:条件の確認不足。8月末分は「300株以上+継続保有1年以上」が対象で、100株では何ももらえません。同じ銘柄でも2月末と8月末で条件が違います

2023年8月

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銘柄 方法 株数 実現損益 優待内容 換金額(換金率) 純利益 コメント
ジンズHD(3046) クロス 100株 -611円 9,900円相当 メガネ優待券 自分用 9,900円 +9,289円 逆日歩2.90円/株(1日分)で、いちばんコストが軽かった年
コジマ(7513) 現物 101株 買物優待券→金券ショップ 951円 +951円
U-NEXT HD(9418) クロス 100株 -431円 視聴期間+1,000円分ポイント 0円 -431円 ❌ 失敗:使わないまま有効期限を過ぎた

※ コジマ・ビックカメラ・ケーズなど家電量販系の買物優待券は金券ショップが直接買い取ってくれ、換金率は額面の85%前後。10%OFFタイプの券(USMHなど)は3割ほどにとどまります。

※ ティーケーピー(3479)は2021年12月の優待導入時から基準日が2月末日のみで、8月末は対象に含まれません。


クロス取引には一般信用売りができる証券口座が必要です。口座を作ったついでに投信クレカ積立→即売りもやっておくと、毎月数千円分は積み上がります。

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