横浜・本牧の日本庭園、三溪園で菊花展が開かれます。期間は2026年10月31日(土)から11月23日(月・祝)まで。1964年から続く、横浜市内でいちばん大きな菊の展示会で、県内屈指の愛好家が育てた大菊や江戸菊など、約240点が並びます。
展示を見るだけならお金はかかりません。ただし三溪園の入園料は必要なので、そこだけ先に頭に入れておきましょう。会期中は名人による解説トークや、重要文化財の建物を菊で飾る生け込みもあり、日によって楽しめる内容が変わります。
開催概要
| 催し名 | 菊花展 |
|---|---|
| 期間 | 2026年10月31日(土)〜11月23日(月・祝) |
| 時間 | 9:00〜16:00 |
| 料金 | 観覧無料(三溪園の入園料が必要) |
| 会場 | 三溪園(中央広場、旧燈明寺本堂付近、旧東慶寺仏殿) |
| 所在地 | 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1 |
| 主催 | 三溪園(運営:公益財団法人三溪園保勝会) |
| 協力 | 横浜菊花会、小菊盆栽芸術協会長生会、包kurumi |
| 後援 | 神奈川新聞社、tvk |
| 問い合わせ | 045-621-0635 |
内容や時間が変わることもあるので、出かける前に三溪園の公式サイトを一度のぞいておくと安心です。発表の全文は横浜市のプレスリリースで読めます。
展示の見どころ(大菊・江戸菊・小菊盆栽)

中央広場でまず目に入るのが大菊です。花の直径が18cm以上ある大輪で、近くで見ると花びらの重なり方の細かさに驚きます。
そのそばには、江戸菊や古典三菊といった、昔から各地で受け継がれてきた品種も並びます。色も花びらの形も大菊とはかなり違うので、見比べながら歩くと飽きません。

小さな菊の作品も見逃せません。三溪園や神奈川の名所を小菊で表した盆景、鉢の中で枝ぶりまで作り込んだ小菊盆栽が出品されます。
展示は中央広場のほか、旧燈明寺本堂の近くと旧東慶寺仏殿にもあります。庭のほうもススキやノギク、ツワブキで秋の景色になっているので、菊を見終わったら園内をひと回りしてみてください。
見どころトークと特別企画「菊のはなしあれこれ」

名人の「見どころトーク」
話し手は、県内でもトップクラスの腕を持つ横浜菊花会の名人たち。手入れのコツや、どこを見ると菊がもっと楽しめるかを1回約20分で教えてくれます。菊は育てるのが難しい花と言われるので、家で育ててみたい人にもちょうどいい機会です。会場は中央広場、参加は無料(入園料は別途)。
| 日付 | 開始時刻 |
|---|---|
| 11月1日(日) | 11:15〜/13:45〜/14:45〜 |
| 11月3日(火・祝) | 11:15〜/13:45〜/14:45〜 |
| 11月8日(日) | 11:15〜/13:45〜/14:45〜 |
| 11月14日(土) | 11:15〜のみ |
| 11月21日(土) | 11:15〜/13:45〜/14:45〜 |
| 11月22日(日) | 11:15〜のみ |
今年が初めての特別企画「菊のはなしあれこれ」
菊の歴史や種類をもっと深く知りたい人向けの企画です。開催は11月14日(土)と22日(日)の13:45〜15:00で、会場は中央広場。こちらも無料(入園料は別途)です。取り上げるテーマは次の3つ。
- 江戸菊ならではの「芸」の見どころを楽しむ
- 古典菊や大菊など、さまざまな菊をどう見分けるか
- フラワーデザイナーによるアレンジメント実演
参加した人の中から、抽選で菊の苗が当たります。
旧東慶寺仏殿の特別公開と菊の生け込み

会期の後半には、重要文化財の旧東慶寺仏殿が秋の特別公開を迎えます。それに合わせて、フラワーデザイナーの五十嵐道子さんが菊を中心にした生け込みで建物を飾ります。古い仏殿と大ぶりの花の組み合わせは、ほかの展示とはまた違った見応えがあります。
| 期間 | 11月8日(日)〜11月23日(月・祝) |
|---|---|
| 時間 | 10:00〜15:00 |
| 料金 | 無料(入園料は別途) |
| 会場 | 旧東慶寺仏殿 |
五十嵐さんは2008年にオーダーメイドの花屋「包kurumi」を立ち上げた方で、現場で直接花を生ける「生け込み」を中心に活動しています。
入園料と開園時間
菊花展もトークも生け込みも追加料金はかかりませんが、三溪園に入るための入園料は払う必要があります。
| 区分 | 入園料 |
|---|---|
| 大人 | 900円 |
| 小中学生 | 200円 |
| 横浜市内在住の65歳以上 | 700円(本人確認書類の提示が必要) |
開園時間は9:00〜17:00(最終入園16:30)。ただ菊花展は16:00までなので、菊が目当てなら16時より前に着くようにしましょう。
三溪園への行き方
三溪園は駅から歩ける距離にはないので、市営バスを使うのが基本です。
| 出発 | 行き方 |
|---|---|
| JR根岸線 根岸駅 | 市営バスで10分の「本牧」で降り、徒歩10分 |
| 横浜駅東口 | 市営バスで40分の「三溪園入口」で降り、徒歩5分 |
車で行く場合の駐車場については、公式サイトで最新の案内を見てください。
三溪園ってどんな庭園?
生糸の貿易で財を成した実業家・原三溪がつくった日本庭園で、1906年5月1日に一般に公開されました。広さは約17.5ha、東京ドームでいうと約3.7個分です。
園内には、京都や鎌倉などから移された古い建物が配置されています。2007年には国の名勝に指定され、いまある古建築17棟のうち10棟が重要文化財、3棟が横浜市指定有形文化財です。菊花展の会場になる旧東慶寺仏殿も、その重要文化財のひとつ。最新の様子は公式のInstagramやXでも発信されています。
よくある質問
- Q. 菊花展を見るのにお金はかかる?
- 展示の観覧は無料ですが、三溪園の入園料(大人900円、小中学生200円、横浜市内在住の65歳以上は本人確認書類の提示で700円)がかかります。
- Q. 菊花展は何時まで見られる?
- 菊花展は9:00〜16:00です。三溪園は9:00〜17:00(最終入園16:30)ですが、菊を見るなら16時より前に着くようにしましょう。
- Q. 見どころトークはいつ開かれる?
- 11月1日(日)、3日(火・祝)、8日(日)、14日(土)、21日(土)、22日(日)の11:15〜、13:45〜、14:45〜で、各回約20分です。14日と22日は11:15〜の1回だけです。
- Q. 旧東慶寺仏殿の生け込みはいつ見られる?
- 11月8日(日)〜11月23日(月・祝)の10:00〜15:00です。観覧は無料で、入園料は別にかかります。
- Q. 三溪園へはどうやって行く?
- JR根岸線根岸駅から市営バスで10分の「本牧」で降りて徒歩10分、または横浜駅東口から市営バスで40分の「三溪園入口」で降りて徒歩5分です。
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