マイナンバーカードを活用した新しい新幹線割引が登場
JR東海、JR西日本、JR九州の3社は、東海道・山陽・九州新幹線において、マイナンバーカードなどを活用した割引商品を発売する。発売開始日は2026年9月15日、実際の利用開始日は2026年10月1日となる。
今回発売されるのは、障がいのある方とその介護者を対象とした「EX 身体障がい者割引」「EX 知的障がい者割引」、22歳以下の若年層を対象とした「EX U22割」、65歳以上を対象とした「EX 65+割」の各商品だ。いずれもチケットレスで利用できる点が大きな特徴で、これまで駅の窓口での手続きが必要だった割引が、スマートフォン上で完結するようになる。
EX 身体障がい者割引・EX 知的障がい者割引
対象となる人
「EX 身体障がい者割引」および「EX 知的障がい者割引」は、身体障害者手帳または療育手帳の交付を受けている割引対象者と、その介護者が対象となる。窓口で発売している障害者割引のきっぷと同等の割引が適用されるチケットレス商品で、駅の窓口に並ぶ必要がなくなる点が利用者にとって大きなメリットとなる。
価格例
- 東京〜新大阪駅間:10,060円
- 新大阪〜熊本駅間:14,470円
2027年春には精神障害者手帳にも対応予定
3社は、2027年春に精神障害者手帳の情報に基づく割引商品の発売を予定している。段階的に対象を広げることで、より幅広い利用者がチケットレスでの割引利用を受けられるようになる見通しだ。
EX U22割・EX 65+割
対象となる年齢と条件
「EX U22割」は乗車日時点で18歳以上22歳以下の人が対象。「EX 65+割」は乗車日時点で65歳以上の人が対象となる。いずれも席数限定の商品であるため、繁忙期や人気の時間帯では早期に設定席数が埋まる可能性がある。旅行日程が決まったら早めに検索・予約しておきたい。
価格例
- 東京〜新大阪駅間:12,930円
- 新大阪〜熊本駅間:18,000円
利用期間
「EX U22割」「EX 65+割」の利用期間は2027年3月31日まで。年度末までの期間限定商品となるため、対象年齢に該当する人は利用可能な期間を意識しておく必要がある。
購入にはEXアプリでの情報登録が必要
今回発売される割引商品はいずれも、購入にあたってマイナンバーカードやマイナポータルから取得した情報を、EXアプリ上でEX会員情報に登録する操作が必要となる。手帳情報や生年月日といった資格確認を公的な情報でオンライン照合する仕組みで、これによって窓口での証明書提示を省略できる。
そのため、実際に予約を行う前に、マイナンバーカードの準備、マイナポータルとの連携、EX会員としての登録という一連の手続きを済ませておくことが重要だ。特に発売開始直後は登録が集中することも考えられるため、余裕を持って準備しておきたい。
スケジュールまとめ
- 発売開始日:2026年9月15日
- 利用開始日:2026年10月1日
- EX U22割・EX 65+割の利用期間:2027年3月31日まで
- 精神障害者手帳情報に基づく割引商品:2027年春発売予定
利用時のポイント
対象となる路線は東海道・山陽・九州新幹線で、東京から新大阪、博多、熊本、鹿児島中央方面までの長距離移動で特に効果を発揮する。価格例を見ると、東京〜新大阪間や新大阪〜熊本間といった主要区間で通常運賃より抑えた金額が設定されており、帰省や旅行、進学・就職に伴う移動などでの活用が想定される。
一方で、「EX U22割」「EX 65+割」は席数限定であり、すべての列車・すべての時間帯で必ず利用できるわけではない点には注意が必要だ。詳細な発売条件や対象列車、変更・払戻しの取扱いについては、EXアプリおよび各社の公式サイトで最新情報を確認してほしい。
参考リンク:https://www.traicy.com/posts/20260806378230/