東京駅の八重洲側に建つ東京ミッドタウン八重洲で、今年も冬のイルミネーションが始まります。2026年のテーマは「船」です。江戸時代、このあたりには運河が通り、各地から船で物が運び込まれていました。その歴史を下敷きに、1階ガレリアの約40mを1本の航路に仕立てています。
入場は無料で、東京駅からは地下でつながっています。仕事帰りや買い物のついでに寄れる距離なので、わざわざ遠出しなくても冬の光を楽しめるのがうれしいところです。
- 開催は11月19日(木)〜12月25日(金)、点灯は16:00〜23:00。入場無料
- メインの「MIRAGE VOYAGE」には過去最大級の約7mツリー。10分ごとに光と音の演出があります
- 正面の彫刻「STAR」(吉岡徳仁氏)が2年ぶりにライトアップ
- 外堀通り沿いの並木にも今年から光が入り、こちらは2027年2月14日(日)まで点灯
日程と点灯時間を一覧で

今年の催しは、大きく分けて3つです。点灯時間はどれも16:00〜23:00で同じですが、終わる日が1つだけ違います。
| 企画 | 期間 | 場所 |
|---|---|---|
| MIRAGE VOYAGE (光の航路・ツリー) | 11/19(木)〜 12/25(金) | 1F ガレリア |
| 「STAR」 ライトアップ | 11/19(木)〜 12/25(金) | 1F 正面 エントランス前 |
| YAESU WINTER LIGHTS | 11/19(木)〜 2027/2/14(日) | 1F ガレリア、 外堀通り沿い歩道 |
船とツリー、STARが見られるのはクリスマス当日まで。年が明けてから行くと、残っているのはカーテン状の光と並木のイルミネーションになります。
メインは約40mの「MIRAGE VOYAGE」

正式名は「MIRAGE VOYAGE(ミラージュ ボヤージュ)〜きらめきを映す、冬の航路〜」。1階ガレリアの通路まるごとを、運河を進む船の航路に見立てています。白い帆船のオブジェが置かれ、運河には橋も架かります。
見ておきたいのが足元です。運河の部分はミラー素材でできていて、天井の光がそこに映り込みます。水面がきらめいているように見えるので、立ち止まるより、端から端までゆっくり歩いたほうが景色の変化がよくわかります。
エリアの真ん中には高さ約7mのクリスマスツリー。ここのツリーとしては過去最大級の大きさです。ツリーをはじめ会場の随所に、円がいくつも連なる日本の伝統文様「七宝文様(しっぽうもんよう)」が使われています。人とのつながりや円満を願う柄で、今年の「人と文化が行き交う」という物語に重ねたデザインです。
ちなみに建物そのものも船と縁があります。東京ミッドタウン八重洲の外観は、風をはらんだ帆を表す「Billowing Sail」がコンセプト。今回の船のモチーフは、この土地の歴史と建物の両方につながっています。
10分ごとに光と音の演出

点灯している間は、10分おきに光と音を組み合わせた特別演出が入ります。会場全体の光が航路をなぞるように切り替わる演出なので、動画を撮るならこの時間を待つのがおすすめ。着いたらまず一周して、次の回に合わせて撮影の場所を決めるくらいがちょうどいいと思います。
橋の上はフォトスポット

運河に架かる橋は、撮影のための場所として作られています。ツリーや船を背にして立つと、光の景色の中に自分が入り込んだような1枚になります。
船の「積み荷」は各地の工芸品

船のオブジェの元になったのは、江戸時代に各地の港を結んでいた「廻船(かいせん)」。その積み荷に見立てて、日本各地の工芸品やものづくりにまつわる品が展示されます。挙がっているのは、館内に入っている「HOSOO TOKYO」のテキスタイルや「津軽びいどろ」のガラス工芸など。
今年は熊本県の工芸品も装飾の一部に加わります。2026年7月に起きた令和8年熊本地震の被災地を支えるための取り組みです。
吉岡徳仁「STAR」が2年ぶりに点灯

正面エントランスの前に立つ高さ約10mの彫刻「STAR」も、クリスマスの間だけ光ります。ライトアップは2年ぶりです。
作者はデザイナー・アーティストの吉岡徳仁氏。東京2020オリンピックの聖火リレートーチを手がけた人、と言えば思い当たる方も多いはずです。平和への願いを込めた一つ星の彫刻に、たくさんのフラッシュライトを当てる演出で、ステンレスのミラーロッドが光を跳ね返します。見る位置やタイミングで輝き方が変わるので、少し角度を変えながら眺めてみてください。
期間はガレリアの船と同じ11月19日(木)〜12月25日(金)、16:00〜23:00です。
2月14日まで続く「YAESU WINTER LIGHTS」

ガレリアの上のほうを彩るカーテン状のイルミネーションが「YAESU WINTER LIGHTS」。今年はこれに加えて、外堀通り沿いの街路樹にも初めて光が入ります。東京駅の八重洲口から歩いてくる途中で、もう冬の景色が始まっている形です。

こちらはクリスマスが終わっても片付けられず、2027年2月14日(日)まで点灯が続きます。12月は予定が詰まっていて行けない、という人でも、年明けからバレンタインの頃までなら並木の光を見られます。
フォトスポットや音楽、熊本の支援も
イルミネーションのほかにも、館内ではいくつか催しが予定されています。
- アドベントカレンダーをモチーフにした、ポップな雰囲気のフォトスポット
- 音楽イベント「YAESU MUSIC STREET」
- ワークショップ
- 熊本地震の被災地を支援する募金活動
音楽イベントとワークショップの日時や参加方法は、まだ発表されていません。特設ページは11月上旬に公開される予定なので、参加したい方はそちらで確かめてください。
なお、今回の催しは東京都などが主催する「ARTE TOKYO(東京国際文化芸術祭)」のパートナープログラムにも位置づけられています。
開催概要
| イベント名 | MIDTOWN YAESU CHRISTMAS 2026 |
|---|---|
| 期間 | 2026年11月19日(木)〜12月25日(金) ※YAESU WINTER LIGHTSは2027年2月14日(日)まで |
| 点灯時間 | 16:00〜23:00 |
| 会場 | 東京ミッドタウン八重洲 1Fガレリア・アトリウムほか(東京都中央区) |
| 料金 | 入場無料 |
| 主催 | 一般社団法人八重洲二丁目北地区エリアマネジメント |
| アクセス | JR「東京」駅、東京メトロ丸ノ内線「東京」駅から地下直結(八重洲地下街経由) |
| 公式情報 | 東京ミッドタウン八重洲 公式サイト(イベント特設ページは11月上旬公開予定) 発表時のプレスリリース |
行き方と、見に行く時のコツ
- 電車なら地下から:JRと東京メトロ丸ノ内線の東京駅から、八重洲地下街を通って建物までつながっています。
- 外の光から順に:外堀通りの並木と正面の「STAR」は屋外、船とツリーは1階ガレリアです。並木とSTARを見てから館内へ入ると、3つをまとめて回れます。
- 演出は10分おき:ガレリアに着いたら、次の演出まで少し待つつもりでいると見逃しません。
- 12月25日までに行く:船・ツリー・STARはクリスマス当日まで。年明けに見られるのは並木とカーテン状の光だけです。
入場は無料なので、かかるのは館内での食事や買い物くらい。イルミネーションのあとに食事を予定しているなら、ポイントのたまる決済を選んでおくと少し得をします。ポイントの基本はポイ活超入門にまとめています。
このほかのおでかけ情報としては、ジブリパーク展の見どころと料金や、ムサビ芸祭の日程と行き方も書いています。運河の街を舞台にした催しなら芝浦運河まつりの記事もどうぞ。
よくある質問
- Q. 入場料はかかりますか?
- かかりません。イルミネーションもツリーも「STAR」のライトアップも、入場無料で見られます。
- Q. 点灯時間は何時から何時までですか?
- 16:00〜23:00です。1階ガレリアの「MIRAGE VOYAGE」では、点灯中に10分ごとに光と音の特別演出があります。
- Q. クリスマスが終わったら見られなくなりますか?
- 船とツリーの「MIRAGE VOYAGE」と「STAR」のライトアップは12月25日(金)で終わります。ガレリアのカーテン状の光と外堀通り沿いの並木の「YAESU WINTER LIGHTS」は、2027年2月14日(日)まで点灯します。
- Q. 東京駅からはどう行けばいいですか?
- JR東京駅と東京メトロ丸ノ内線の東京駅から、八重洲地下街を通って地下で直結しています。
- Q. 音楽イベントやワークショップの日程は決まっていますか?
- まだ発表されていません。イベントの特設ページが11月上旬に公開される予定なので、そちらで確認してください。