この記事のポイント:JALが2030年度までにマイル発行数を2倍に拡大する戦略を発表。飛行機に乗らなくても日常の買い物や金融サービスでマイルが貯まりやすくなり、スポーツ観戦などの非航空特典も増える予定。マイラーにとっては追い風だけど、特典航空券の変動制マイルが広がる点は要注意。
JAL、マイル発行数を2030年度までに2倍へ拡大
日本航空(JAL)は、マイル・ライフ事業への積極的な投資計画を発表しました。2030年度を目標に、JALカードの決済高を1.5倍、マイル提携・ポイント交換による発行マイル数を2倍に拡大する方針です。
非航空領域でのマイル獲得シーンが急拡大
マイルの発行構成比は大きく変化しています。2019年度には航空搭乗が41%を占めていましたが、2025年度には29%まで低下。一方で、マイル提携・ポイント交換の比率は9%から18%へと倍増しています。
- 2019年度:JALカード50%/マイル提携9%/航空搭乗41%
- 2025年度:JALカード53%/マイル提携18%/航空搭乗29%
日常の買い物や金融サービスでマイルを貯めやすくなり、飛行機に乗らなくてもマイルが増えていく仕組みが整ってきています。
非航空マイル発行収入は2030年に1,900億円を目標
非航空領域でのマイル発行収入は、2019年度の700億円から2025年度には1,100億円へ成長。さらに2030年度には1,900億円への拡大を目指します。
特典が航空券以外にも広がる——スポーツ・エンタメ特典も追加
2023年に導入された「特典航空券PLUS」では、必要マイル数が変動制となり、より柔軟な特典航空券の利用が可能になっています。償還マイルの79%は依然として航空関連ですが、今後はスポーツ観戦やエンターテインメントなど非日常感のある特典を拡充し、ライト層の獲得を目指します。
2026年度から5年間で800億円超の戦略投資
JALは2026年度から5年間で800億円以上の戦略投資を実施する計画です。マイル/金融・コマース領域でのEBITは、2030年度に700億円、2035年度には1,000億円への成長を目標としています。グローバルでの提携先拡大も進め、旅行好きのヘビーユーザーはもちろん、これまでマイルを活用していなかったライト層の取り込みも狙います。
マイラーへの影響と今後の注目ポイント
- 日常生活でのマイル獲得機会が増加
- 特典の多様化でマイルの使い道が広がる
- 提携パートナーの拡充でポイント交換がよりお得に
- 特典航空券の変動制マイルにより繁忙期の計画が重要に
詳細はJAL公式サイトおよびTraicy(https://www.traicy.com/posts/20260304364542/)の報道をご確認ください。