JR東海が「夏の乗り放題きっぷ」を発売
JR東海は、夏のおでかけシーズンに合わせて「JR東海☆夏の乗り放題きっぷ」を発売しています。大人3,900円という価格で、JR東海の在来線全線が2日間乗り降り自由になる、コストパフォーマンスの高いフリーきっぷです。
ただし、誰でも買えるきっぷではなく、東海道新幹線をEXサービスで予約した人限定という点が最大の特徴です。新幹線で東海エリアに向かい、そこから在来線でじっくり周遊したい旅行者に向けた設計といえます。
きっぷの概要
- 名称:JR東海☆夏の乗り放題きっぷ
- 発売事業者:JR東海(東海旅客鉄道)
- 価格:大人3,900円/こども1,900円
- 有効期間:連続する2日間
- 利用期間:2026年7月18日~9月7日
- 発売期間:2026年7月3日~9月7日
乗り放題になる区間
フリー区間はJR東海の在来線全線です。東海道本線をはじめ、中央本線、高山本線、紀勢本線、関西本線、身延線、飯田線、御殿場線、太多線、武豊線、参宮線、名松線など、城北線を除く各線が対象で、静岡・愛知・岐阜・三重の各県と長野県の一部にまたがる路線が対象です。
利用できない列車
- 特急列車(「ひだ」「南紀」「しなの」など)
- 急行列車
- 東海道新幹線(フリー区間には含まれません)
あくまで普通・快速列車の自由席を乗り継ぐスタイルのきっぷです。特急に乗る場合は別途、特急券だけでなく乗車券も必要になるケースがあるため、事前に確認しておくと安心です。
購入条件と買い方
このきっぷは購入条件がやや複雑なので、順を追って整理します。
購入できる人
EXサービス(エクスプレス予約・スマートEX)で、熱海~米原駅間を着駅とする東海道新幹線を予約した人が対象です。つまり、静岡・浜松・豊橋・名古屋・岐阜羽島・米原・熱海・三島・新富士など、東海エリアの新幹線駅で降りる予約を持っていることが前提になります。
購入の流れ
- EXサービスにログインする
- ログイン後の画面にある「EX旅先予約」を選択する
- そこからJR西日本のネット予約サービス「e5489」にアクセスする
- e5489上で「JR東海☆夏の乗り放題きっぷ」を購入する
EXサービスの画面を経由せず、直接e5489にアクセスしても購入できない点に注意してください。
きっぷの受け取り
購入したきっぷは、JR東海の「5489サービス」の表示がある指定席券売機、またはきっぷうりばで受け取ります。受け取り場所が限られるため、旅程の最初の駅で早めに発券しておくのがおすすめです。
どんな人におすすめ?
- 新幹線で名古屋や静岡まで行き、そこから在来線で周遊したい人
- 青春18きっぷのように普通列車の旅を楽しみたいが、日数は2日で十分という人
- 飯田線や高山本線など、ローカル線の車窓を味わいたい鉄道ファン
- 名古屋・岐阜・静岡エリアで複数都市を巡る夏休みの家族旅行
大人3,900円は、片道2,000円弱の移動を1日1回すれば、ほぼ元が取れる水準です。名古屋から高山、名古屋から伊勢方面、静岡から浜松といった中距離移動を組み合わせれば、比較的簡単に価格分を回収できます。
利用時の注意点
- 利用期間は9月7日まで。夏休み後半に使う場合は日程に余裕を持って計画しましょう
- 2日間は連続した日である必要があり、飛び石での利用はできません
- お盆期間などの繁忙期は普通列車も混雑するため、時間には余裕を持って行動を
- EXサービスでの予約内容と紐づく商品のため、新幹線の予約を変更・払戻しする際は取り扱い条件を必ず確認
まとめ
「JR東海☆夏の乗り放題きっぷ」は、EXサービスで東海道新幹線を予約する人にとって、旅先での移動費を大きく抑えられるきっぷです。新幹線で一気に移動し、現地では在来線でのんびり——という2段構えの旅程を組めば、夏の東海エリアを効率よく、そして安く楽しめます。
詳細は下記の記事もあわせてご確認ください。
参考:https://www.traicy.com/posts/20260729374625/